2号機、3号機製作の話
平行器は一台あればいいと思っていた管理人ねずみ。日本望遠鏡工業会さんのホームページを見ると眼幅60mm、64mm、70mm の3種類のラインナップがあることに気づく。
ねずみが作った初号機は眼幅64mm。
自分の眼幅がこんなもんだからそれに合わせたのである。大体周りの人を見渡してみても人の眼幅は63〜65くらいに見える、測ったわけじゃないけどね。
子供はもっと短いから60mmは子供用か?70mmの眼幅の人なんていないぞ??
と最初は意味が分からなかったが、よくよく考えていくうちに気がついた。
双眼鏡はどの眼幅でも視軸がズレないようにしないといけない、そのためには双眼鏡の左右の視軸と真ん中の回転軸の3本の軸を平行に合わせる必要があるのだ。
つまり60mmと70mm両方で視軸が合ってる状態にしないといけないって事で平行器は2種類は必ず必要になる。64mmは日本人の平均的な眼幅なのでおそらく最終調整用だろう。
では1つの平行器で60mmと70mmの両方を調整することはできないのだろうか??
どうなるのか簡単に絵を描いてみた。
まずは64mmの平行器で眼幅64mmの双眼鏡を見た場合
双眼鏡の左右の視軸が一致していれば目標物(鉄塔)は一つに重なって見える。
次に64mmの平行器で眼幅60mmの双眼鏡を見た場合
双眼鏡の視軸が一致していたとしても、プリズムで反射した右の光とハーフミラーを通り抜けた左の光が一致しないので目標物はズレて見える、それ以前に視野の円がズレて見える。
なので
視軸調整をちゃんとやるには双眼鏡の眼幅に合わせた60mm、64mm、70mmの3台が必要なのである。平行器を自作されてる方のブログ等をみてもこの点に言及されている方はいないと思われる。
まぁ最低限自分の眼幅で合わせれば自分が使う分には不自由しないから一台でいいのかもしれないけど、どうせやるなら本当の視軸合わせにチャレンジしてみたいよね。
・・・と。前置きが長くなったが
そんな理由で60mm、70mmの平行器製作に取り掛かることにしたのである。
平行器は一台あればいいと思っていた管理人ねずみ。日本望遠鏡工業会さんのホームページを見ると眼幅60mm、64mm、70mm の3種類のラインナップがあることに気づく。
ねずみが作った初号機は眼幅64mm。
自分の眼幅がこんなもんだからそれに合わせたのである。大体周りの人を見渡してみても人の眼幅は63〜65くらいに見える、測ったわけじゃないけどね。
子供はもっと短いから60mmは子供用か?70mmの眼幅の人なんていないぞ??
と最初は意味が分からなかったが、よくよく考えていくうちに気がついた。
双眼鏡はどの眼幅でも視軸がズレないようにしないといけない、そのためには双眼鏡の左右の視軸と真ん中の回転軸の3本の軸を平行に合わせる必要があるのだ。
つまり60mmと70mm両方で視軸が合ってる状態にしないといけないって事で平行器は2種類は必ず必要になる。64mmは日本人の平均的な眼幅なのでおそらく最終調整用だろう。
では1つの平行器で60mmと70mmの両方を調整することはできないのだろうか??
どうなるのか簡単に絵を描いてみた。
まずは64mmの平行器で眼幅64mmの双眼鏡を見た場合
双眼鏡の左右の視軸が一致していれば目標物(鉄塔)は一つに重なって見える。
次に64mmの平行器で眼幅60mmの双眼鏡を見た場合
双眼鏡の視軸が一致していたとしても、プリズムで反射した右の光とハーフミラーを通り抜けた左の光が一致しないので目標物はズレて見える、それ以前に視野の円がズレて見える。
なので
視軸調整をちゃんとやるには双眼鏡の眼幅に合わせた60mm、64mm、70mmの3台が必要なのである。平行器を自作されてる方のブログ等をみてもこの点に言及されている方はいないと思われる。
まぁ最低限自分の眼幅で合わせれば自分が使う分には不自由しないから一台でいいのかもしれないけど、どうせやるなら本当の視軸合わせにチャレンジしてみたいよね。
・・・と。前置きが長くなったが
そんな理由で60mm、70mmの平行器製作に取り掛かることにしたのである。
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